音楽習い事のいろはPart2  ピアノと電子オルガン、どっちがお金がかかる?

私が講師を始めてからよく耳にする言葉があります。それは「電子オルガンは買い替えが大変でお金がかかるでしょう?」という言葉です。そしてその印象が根強く付いてしまったため、電子オルガン人口が著しく減ってきました。電子オルガン専攻の私としましては寂しい限りです。確かに以前は5.6年に1回、バブル時は3年ぐらいしか持たなかった時期があったのも事実です。しかし、このご時世ですから、モデルチェンジも10年ごとぐらいになってきました。しかも、教本や楽譜が旧モデルでも大丈夫なように作られてきましたので、そんなに買い替えに迫られることもないのです。さらに、お買い得な子供用モデルなども昔ではありえなかったものもお手軽価格で購入できます。さらに、故障という点でも比較的少ないので、経済的ともいえるかもしれません。
対しましてピアノは1度勝ったら一生ものではありますが、毎年の調律を忘れて頂きたくありません。調律を長い間しないと、いくら頑丈なピアノでも壊れてしまいます。また、調律していないピアノで練習しますと、耳や音感の発育にも好ましくありません。ですから、ピアノを教える側としましては、1~2年に1度は調律をお願いしたいのが本音です。あと、除湿剤なども入れたりしますと、結構細かい出費が出ていきますので、電子オルガンもピアノも出費的にはあまり変わらないように思います。
また、住宅事情などで電子ピアノなどを選ばれる方が大変増えております。もちろん小さなキーボードを選ばれるよりは全然ありがたいですし、お手頃価格ではありますが、音が出なくなったり鍵盤が壊れたりなどと故障が多いのも事実です。そうなると修理するより買い換えたほうがお得になったりしますので、結局はあまり変わらなかったりします。
ご本人の興味、ご予算、住宅事情、すべてを考慮したうえで、担当の先生に相談してお考えいただくのが結果的に一番長続きして、かつお得なのではないかと思いますので、ぜひ参考にしていただけれな幸いです。


今回の記事はいかがでしたか?よかったらいいね!お願いします^^



いつもお読みいただきありがとうございます。
facebookをされている方はぜひイイネ!をしていただけると幸いです。
他にも記事をご用意してますのでよろしければお読みください。

カテゴリー一覧